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アンチエイジングのための運動

誰もが、
運動は体に良いと思っていることでしょう。
体重を維持し、
代謝を上げ、
骨の健康にも良く、
不安やうつといった
精神的な症状にも助けとなります。
長生きのためにも大切で、
美しく年を取ることにも寄与します。

すべての細胞にあるミトコンドリアは
発電所のようなもので、
代謝機能を司るエネルギーを生み出します。
アメリカ生理学雑誌American Journal of Physiologyに
発表された研究によると、
人間は老いていくと
ミトコンドリアが顕著に減っていきます。
しかし運動は、
細胞を刺激して新しいミトコンドリアを生み出します。
これは、ミトコンドリアが
年齢とともに減っていく過程を
逆戻りさせていくことができるということです。
そして加齢の過程を止めて行くのです。

ミトコンドリアの動きを活発にすることは、
とても重要です。
なぜなら、代謝の副産物として生まれる
害のあるフリーラジカルは、
化学物質や汚染物質などの
毒と同じように体の防御機能を侵し、
細胞や組織に害となります。
それによりミトコンドリアが
機能を失うという直接的な影響を受けます。
長期的にはミトコンドリアに
無視できないダメージを与え、
次のような状態へとつながります。

・ 炭水化物、脂肪をエネルギーに変える能力の低下
・ インシュリン抵抗性が生じるため、糖尿病、高血圧につながる
・ 運動能力の低下
・ 体重増加
・ 老化の速度が上がる

運動をすることで、
脳を含む体中のミトコンドリアが増加し、
加齢とともに起きやすい脳機能の低下を予防できます。
また、運動は脳に新しい細胞を生み出し、
神経伝達機能を上げ排毒を促す循環を向上させるので、
様々な脳の機能を強化します。

Anti Aging Excercise
どんな運動も健康には良いのですが、
アンチエイジングに関して言えば、
特に良いのが、
高強度インターバルトレーニング(HIIT)です。

時間の短い無酸素運動と、
負荷の低い回復時間を交互に繰り返すトレーニング方法で、
成長ホルモンの分泌を促し、
加齢により起きやすい筋肉の減少を予防します。
成長ホルモンを増やすと、
より健康により強固な体になります。
30歳から成長ホルモンは急激に減少していき、
これが加齢を促進します。
よって成長ホルモンと
ミトコンドリアを維持することはとても重要です。

高強度インターバルトレーニングは、次のように行います。

1 3分間準備運動をして、心拍数を上げます。
2 30秒間、階段や急な坂を駆け上がる、
ハイ・ニー・ジャンプ
(その場でジャンプしながらひざを高く上げる)をする、
などの負荷の高い動きをします。
3 心拍数が90になるまで休む。
4 2の運動を再度行い、休む。これをあと7セット行う。

以上の運動は、
全部通しても20分程度しかかかりませんが、
アンチエイジングにはとても効果的です。
これを週に3回行うだけで十分です。
理想は上のように1回8セット行うことですが、
もし体調によっては2−3セットから始め、
段々に増やして8セット行うようにしましょう。

普段行っている運動にこれをプラスすることで、
筋肉量を増やし、
骨密度を上げるだけではなく
ミトコンドリアの働きを向上させ
成長ホルモンを増やすでしょう。
体力がつき、
肌の老化を余り感じないかもしれません。
また加齢が原因となる怪我や問題が減り、
脳の機能が向上するなど
良い変化が起こることでしょう。
寿命が延び、また生活の質が向上することで、
健康で長生きという理想的な生活を手にすることでしょう。
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新学期をむかえる心構えとは? 

アメリカのユタ州のほとんどの公立学校は
8月後半から新学期(新学年)が始まります。

6月からの長い夏休みを経て8月になると、
親たちは、子どもの学校の洋服や文房具などの買い物から、
新しい先生とのミーティングなどに大忙し!
(アメリカでは大半の学校が、
新学期前に親や生徒たちが
新任の先生と会う時間を設けています)
そして、長かった夏休みを終える準備にとりかかるのです。

特にこの時期、
新学期をむかえる子どもたちにとって、
バランスよい栄養を摂取することは大変重要なことです。
子どもたちが学校でちゃんと授業に集中して学べるように、
今から始められるお勧めがいくつかあります。

Maliyah Back to School

脳に必要な栄養素をしっかり与えましょう。

脳の健康に必須な栄養素が
バランスよく入っている「ネオセル」がお勧めです。
ネオセル」は集中力と記憶力アップをサポートします。

これからの風邪・インフルエンザシーズンが来る前に、
免疫力を強化しましょう。

特に「ネオガード・チュアブル」などの
自然の抗酸化剤をしっかり摂取することが大切です。
また、健全な腸内環境は免疫力強化に深く関わってきます。
おなかサポートチュアブル」には
11種類の乳酸菌とビフィズス菌が含まれており、
腸内環境を整え、食べ物の消化吸収を助けますので、
こちらもお勧めです。
これらの2つは特に
子どもたちが健全な学校生活をおくるのに
欠かせない必需品です!

脳の働きを良くする食べ物を与えましょう。

お子さんが学校へお弁当を持っていく場合は、
健康的な食材を選んでお弁当を作りましょう。
例えば、ベリー類、りんご、なし、
柑橘系果物などのフルーツを
入れておくのをお勧めします。
さらに、チキン(鶏肉)や魚、
牛肉などの良質のたんぱく質も必要です。
たんぱく質は、
子どもたちの集中力の持続をサポートします。
さらに、ナッツや種などから
ミネラルや脂肪分を摂ることも重要です。
もちろん、野菜もお忘れなく!
野菜には、健全な心身に必要な
ビタミン、ミネラル、
ファイトケミカル(植物栄養素)が豊富に含まれています。

子どもたちに運動をさせましょう!

運動のみならずアクティブ(行動的)に
体を動かすことは脳の働きを活発化させ、
心身の健康バランスを整えてくれます。
できるだけ体を使うことをさせてあげましょう。

これらはどれも
普段の生活で実践出来るちょっとしたヒントばかりです。
ぜひあなたの生活の中に取り入れて、
より健康で賢く、強い元気な子どもたちに育てましょう!

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電子機器の使い過ぎは 子どもの脳の発達にダメージを与えます

電子機器の使い過ぎは
子どもの脳の発達にダメージを与えます

By: Dr. Robert Gibson

スマホやタブレット、
パソコンを長時間使う「デジタル中毒」は、
子どもや青少年の脳の発達に影響し
ダメージを与えるということが
神経画像を用いた研究により分かっています。

使用時間を制限した方が良いことを
多くの親は知っていますが、
こうした文化を受け入れることが
そんなに悪いことなのかと疑問を抱いたり、
もう現実を変えるのは
難しいので仕方がないと考えています。

しかし、私がこれからお伝えすることについて
考えてみてください。

最初は子どもとの軋轢が生じるかもしれませんが、
神経障害を起こす可能性があるという真実を盾に
成長過程にある子どもの脳を守ってください。

デジタル中毒は、
脳の成長
構造
機能
に変化を与えることが明らかになっています。

この変化とは
人間関係を維持する能力
注意力
判断力
管理能力
学習
認知
などを司る脳の領域に起こります。

現代の子どもたちは、
スマホ、タブレット、ゲーム機といった電子機器を
1日7時間以上使っていると言われています。

中毒になっていなくても、
画面を見ている時間の長さが問題であり、
脳にダメージを与えます。

医者として私は、
神経システムの興奮、
感覚への過度の負荷のため
疲れが取れる
質の良い睡眠が取れていないお子さんを多数診てきました。

こうした子どもたちは気分が優れず、
衝動的で注意力散漫になっていきます。

その他の症状には、
怒りや問題行動、
学習や発達の遅れまで様々なものがあります。

もしこうした状況が続けば、
アレルギーや免疫システムが
虚弱になるなどの肉体的な症状も出てきます。

デジタル中毒により、
脳の灰白質の萎縮が起きるという研究があります。

灰白質とは、
中枢神経系の中で
神経細胞(ニューロン)の細胞体が集まった組織であり、
萎縮とは脳組織が縮み、失われることです。

最も影響を受けるのは前頭葉ですが、
ここは優先順位を決め、
計画を立て、
衝動を抑えるといった
重要な実行機能を司る場所です。

大脳基底核の主要な構成要素である
線条体の損傷も見られますが、
ここは欲求が満たされたときに
快の感覚を与える報酬系と呼ばれる神経系を含み、
またマナーや反社会的な行動をコントロールします。

社会に深く関係し、
私たち皆が考えなければいけないのは、
脳の「島」という領域へのダメージです。

島とは前頭葉、側頭葉、頭頂葉、基底核に囲まれた領域で、
他者への思いやり、共感、体の動きやサインを
読み取る能力を司りますが、
ここを損傷されると
暴力や反社会的行動に直接的に関係し、
人間関係を深めることができなくなる場合があります。

現代社会の仕組みは
精神的に安定した大人が支えているものですが、
それは脳のこの部分が司っています。

私たち大人は、
将来を託す子どもたちに何をしているのでしょう。

さらに、脳の白質の統合性を失うということが
画像診断により明らかになっています。

白質の損傷は、
脳内のネットワーク機能を失うことを意味します。

脳内ネットワークの破壊は、
右脳と左脳の接続性の障害と関係します。

また認知を司る上部脳と
感情や直感を司る下部脳のネットワークも失われます。

白質は脳から体へ、
また体から脳へと情報などを伝える働きをします。

ここに障害があれば、
たとえば体の抹消で捉えた「痛い」という
感覚情報が大脳皮質に伝わらなくなり、
また大脳皮質が指令する運動情報が
筋に伝わらなくなれば麻痺が起こります。

脳は体の全てを司っていることを忘れないでください。

脳が機能不全になったとき全てが危険にさらされます。

脳表面の皮質が薄くなっていることに
焦点をあてた研究者もいます。

これは認知行動に障害を起こします。

衝動的行為の抑制と
情報を能率よく処理する能力に問題が起きます。

また電子機器を使うことで
ドーパミンの出方に問題が起こることが、
デジタル中毒のひとつの原因です。

スマホやゲームに接しないと離脱症状が出たり、
ドーパミン機能の障害が起こることがあります。

脳が変化しドーパミン受容体が減少するという、
まさに麻薬中毒患者と似たことが観察されます。

電子機器の使い過ぎは
脳の発達、構造、機能を損ないます。

ダメージの多くは前頭葉に起きますが、
ここは出生時から思春期まで最も傷付きやすい場所です。

前頭葉の健康は、
感情的な落ち着き、学業、仕事、人間関係など、
人生のあらゆる大切な部分に関わっています。

今回お送りした情報が
子どもたちの電子機器に触れる時間を減らし、
脳を守る助けになれば幸いです。


クエストグループが年4回発行している

【ナチュラルヘルスニューズ】

こちらにドクターギブソンより
【子どもの脳をよくする方法】
を書いていただきました。
ぜひ、ご一読ください。

また、「ナチュラルヘルスニュース」は年4回発行
年間1,000円で購読が可能です。

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