大腸がんの発生率には、世界中で大きな差があります。いくつかの国では、他の国の10〜20倍高い発生率です。遺伝もある程度、大腸がんの発生に関係していますが、これらの発生率の違いの90%は、多くの専門家は食生活で説明できると信じています。大腸がんは恐ろしい病気ですが、そのリスクを自分でコントロールする力を持てるという良いニュースを紹介します。
リンパ節にも転移しているステージⅢの大腸がん患者1009人における5.3年間の研究では、不健康な食事が、がんの再発を325%増加させることが明らかになりました。
大腸がんのリスクを減らすベストな食べ方は、全ての病気のリスクを減らす方法と同じであることは驚くことではありませんし、それはとてもシンプルです。添加物の入った加工食品を避け、果物と野菜をたくさん食べることです。
食べない、または制限したほうが良い食品
- 肉は約85グラムまでに制限するといいでしょう。
- 加工された肉(ベーコン、ソーセージ、サラミや保存処理された肉)は避けましょう。
- 過度の砂糖と塩漬け製品は避けましょう。
- アルコールの摂取はほどほどにしましょう。
増やしたほうがいい食品
- 有機栽培の果物や野菜、特にリンゴ、クランベリー、ブルーベリー、ぶどう、グレープフルーツは抗酸化物、食物繊維、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
- 全粒の穀物。食物繊維が豊富に含まれています。
- 冷水魚(鮭、ニシン、さば、ヒラメなど)。オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
- タマネギ、ニンニク、ニラ
- ブロッコリー、ケール、カラシナなどの深緑色の野菜
- ウコン、ショウガ
- 緑茶
本物の食物由来の繊維は、大腸がんを予防するために最も重要な栄養素の一つです。繊維質は胆汁酸と結合し、大腸内の不要な物質を取り除きます。取り除かれずにいると、それはがんを引き起こす化合物に変化します。また繊維は、大腸において有用な腸内細菌の成長を促し、発がん物質の活性化を妨げます。さらに、食物繊維は腸内で自然に発酵して、短鎖脂肪酸と呼ばれる物質に変化します。この短鎖脂肪酸は、腸内細胞にとても有益な効果を持っています。
残念なことに、多くの人々は繊維の必要摂取量がとれていませんし、しばしば質の悪い繊維質を摂っていることもあります。加工食品に添加された食物繊維は、体にあまりよくありません。上記のリストにあるような自然の食品から繊維を摂るようにしてください。また、十分な量の食物繊維を確実に摂取するために、定期的に「でるミックス」を摂ることをお勧めします。
また、体内の炎症を抑えるオメガ3脂肪酸も、大腸がんのリスクを大いに減らしてくれます。卵黄、ナッツ、シード、ベリー類、冷水魚やフラックスシードを食事に取り込んで、十分な量のオメガ3脂肪酸を摂取していきましょう。「ネオパック」にも、オメガ3脂肪酸が500mg含まれています。
「ネオクレンズ」は、がんを促進する体内の毒素の除去を助けます。また、自然のがん予防剤であるブロッコリースプラウトを含まれています。ブロッコリースプラウトとスルフォラファン(SGS)のがん予防作用は、現在までに700以上の調査研究の対象になっています。SGSは、摂取して少なくとも72時間、継続的に抗酸化作用を引き起こす解毒酵素です。また、SGSはビタミンC、Eやベータカロチンなどの他の抗酸化剤の活性型への再生を促進します。
「ネオガード」は、細胞を修復し、がんを予防するのを助けるいくつかの抗酸化剤が含まれています。「ネオガード」に含まれるウコンの有効成分は、クルクミンと呼ばれる抽出化合物です。クルクミンは、その抗炎症作用及び抗酸化作用により、いろいろなタイプのがん(乳がん、肺がん、胃がん、肝臓がん、大腸がんなど)の予防を助けることが、研究で明らかになっています。クルクミンが、慢性疾患における細胞内の情報伝達を阻害することにより、がんの発生を抑えます。
私たちは漠然と、健康はコントロールできないような感じの恐れをもっていますが、そんなことはありません。私たちが健康をコントロールできる領域はたくさんありますし、大腸がんもその一つであることを是非知ってください。正しい食事、運動、水をたくさん飲む、そして新鮮な空気をたくさん吸って、リラックスする時間をもちましょう。そうすることで、体ががんを予防するのを助けることができるのです。
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