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健康な骨をつくりましょう。

「骨粗しょう症」とは、骨がもろくなって弱くなった状態のことをいいますが、高齢の方や特に閉経後の女性がなるものだと思っていませんか。

実は、人間は何歳になっても、骨の健康を保てることをご存知ですか? 難しいことではありません。下記の点に留意しながら毎日の食事で、カルシウムとマグネシウムの摂取を増やせばいいのです。

1)カルシウムが豊富な食材:イワシ、(骨も食べられる)缶詰の鮭、濃い緑の葉野菜、白菜、豆腐などの大豆製品、貝、ゴマ、アーモンド、ブラジルナッツ※など。また、乳製品にもカルシウムは多く含まれており、カルシウム源としてよく知られていますが、大量生産で作られている現在の日本の牛乳は、逆に体に害になるとの報告もありますので、あまり摂り過ぎないほうがいいかもしれません。

アメリカには普段カルシウムが摂れない人のために、カルシウムが強化された豆乳、オレンジジュースなども売られています。

※日本ではあまりなじみのないブラジルナッツですが、栄養価も高く、アーモンドより風味やコクがあってアメリカではよく食べられています。

2)野菜、果物:カリウム、マグネシウム、ビタミンC、ベータカロチンなど骨密度を高める栄養素がたくさん含まれています。

3)マグネシウムが豊富な食材:ほうれん草、豆腐、アーモンド、ブロッコリー、レンズ豆、カボチャの種やひまわりの種などは、マグネシウムが豊富に含まれていて、骨の健康を助けます。

Vegetable

4)適度な日光浴:ビタミンDはカルシウムとマグネシウムと協力して骨の強化に働きます。

しかし、忙しい現代の食生活では、多くの人が骨の健康に必要なカルシウムを摂るのが難しい状況です。カルシウムサプリメントを日々の食生活に加えることもまた骨粗鬆症や骨減少症の予防にいいでしょう。「ネオパック」には自然の食物を原料としたカルシウム、マグネシウムに加えて、骨の健康に共に働くビタミンDが含まれています。

また、たんぱく質の過剰摂取は避け、カフェイン入りの飲み物やナトリウムを多く含む加工食品も減らしましょう。いずれも摂りすぎは、カルシウムの骨からの流出を促進し、骨密度を下げてしまいます。砂糖が多く入っているソフトドリンクも骨のミネラルを大量に流出させるためよくありません。

「年を取れば、みんな骨粗しょう症になる。関節痛や関節炎は避けられない。」といった迷信に惑わされることなく、常に元気を保てる生活を心がけましょう。